羊羹パン 高知県の名物として各種マスコミに取り上げられるロングセラー商品
高知県宿毛市に古くからある菱田ベーカリーさんの大人気パンです

羊羹パン
これがブレイクしました!

クチコミでも「美味しい」と評価されてますね!
高知県西部の幡多地域の住民にとっては ソウルフードです
目次
- 羊羹パンとは
- 菱田ベーカリーの羊羹パンに使われる小豆餡
- 羊羹パンの取扱店とお取り寄せ
羊羹パンとは?
羊羹パン
こしあんの丸いあんパンに上に、茶色い羊羹をコーティングした、「甘さの上ぬり」ともいえる「羊羹パン(ようかんぱん)」。ここ宿毛市を中心とした高知県西部、愛媛県南部の地域で一般的に食べられています。
(引用 菱田ベーカリーホームページ)
羊羹パンはほかにもあるの?
羊羹パンは北海道や静岡にもあるようですが、その中身や形はそれぞれ異なり、関係性はわかっていません。
また、羊羹パンがこの地で食べられるようになったのは昭和40年代のことですが、その時期や由来も定かではありません。
昔は高知市内でも作られていたようですが、今では高知県内でも西部地域にしかのこっていません。
(引用 菱田ベーカリーホームページ https://hishidapan.co.jp/ )
失敗は成功の元?!
その昔、あるところで、焼き過ぎて表面が焦げたパンをごまかすために、茶色い羊羹を塗って販売したら人気商品になった
こういうお話もあるようです。
高知県西部の主に幡多にだけ残った理由
高知県西部の幡多地域は甘党嗜好で、これが「羊羹パン」を長く愛し続けている理由の1つと思われます。
幡多のお醤油は甘いんですよ!
ここにも甘党嗜好があらわれていますね。
幡地域の人はなぜ甘党なのか?
1つには、菱田ベーカリーのある宿毛市は、昔から船によって対岸の九州と交流が盛んでした。
九州は、海外貿易や砂糖生産が盛んで、砂糖が豊富に手に入り、羊羹をはじめ甘い和菓子も作られるようになりました。その文化が宿毛に伝わったり、味の嗜好が似てきた、という説があるようです。
2つ目に、幡多地域は、愛媛県とも県境を接しているため、独自の文化が生まれた、とも考えられます。
菱田ベーカリーが羊羹を作ったきっかけ
以前は菱田ベーカリーさんは、まんじゅうなどの和菓子も製造していたそうです。
保育園の卒業式で配る「紅白まんじゅう」に羊羹で「祝」の文字を書いていたので、余った羊羹をパンにつけて販売したのが「羊羹パン」づくりのきっかけだったそうです。
そして、羊羹パンは、この幡多地域で、農繁期のおやつなどとして、食べられていました。
菱田ベーカリーさん発祥の商品ではありませんが、この地域独特の文化から生まれた、昔懐かしい羊羹パンを
今も丁寧につくって、菱田ベーカリーさんはお届けしています。
参考文献 菱田ベーカリーホームページ
https://hishidapan.co.jp/
菱田ベーカリーの羊羹パンに使われる小豆餡
羊羹パンヒットのもう1つの立役者 谷田製餡
菱田ベーカリーさんと谷田製餡さんは20年来のお付き合いだそうです。
菱田専務の向上心に感服した谷田啓司代表取締役は、「より良いものを一緒に作りたい」と話し合いを重ねながら、色々な餡を提案、商品づくりに協力しているそうです。
谷田代表取締役のお話
「地球上の作物は二つとして同じものはありません。同じ小豆でも産地、天候、取れた歳によって全く違ったものができる。(途中略) 高い小豆を使っても、パン生地との相性が合わなければ、あんこの味は落ちるし、生地との相性が良ければ一層引き立ちます。」
「そんな方法あり? というような加工方法にも挑戦して、炊いたあんこは現場で味見して、90点に足りないものは出荷させません。」
谷田製餡さんの
こだわり
チャレンジ精神
プライド
が
「羊羹パン」を引き立てています。
羊羹パンの取扱店とお取り寄せ
取扱店
幡多地域内
サニーマート
フジ
マルナカ
サンリバー四万十
四国内
(株)マルナカ
(株)サニーマート
(株)サンシャインチェーン
(株)エースワン
(株)フジ
高知生協
よどやドラック
(株)イズミ

お取り寄せ
https://hishidapan.co.jp/
上記の菱田ベーカリーさんのホームページよりお取り寄せできます
羊羹パン5種詰め合わせや
食パン
保存食用のラスク
なども
お取り寄せできます

ホームページより写真お借りしました
高知県内スーパーでよく開催される「菱田ベーカリー」特設販売コーナー



「幡多の喫茶店のパン」って書いてあるのは
幡多の喫茶店がモーニングなどにつけるパンに
「菱田ベーカリー」の食パンを使ってるところが多いから
一説にはその割合は3割にもなるとか・・・
幡多では昔はモーニングも今ほど豪華ではなくて
食パンにバター (マーガリン)とお砂糖 (グラニュー糖)を
そえて出すのが定番でした
私の記憶では
幡多は名古屋などの「モーニング文化」が紹介されて
有名になる前から
コーヒー一杯のお値段で
トーストがつく (バター & 砂糖 付き)のが
モーニングサービスがありました
残念ながら現地でしか手に入らないパンたち
シュガーマーガリンののった
スィートイギリス

カステラサンド

クロワッサン饅頭

幡多にお越しの際は
ぜひお買い求め下さいませ!!
どれもほっこりするお味ですよ!!